雪降る頃に

誰にでも過ちというものはある。
たとえばそれがもう取り返しのつかない
ものだったり時間だったり

僕はここにいろんな音や想いや風景を
雪の玉に込めてずっとずっとここに綴ってゆくこと
をやめてしまいました。


元気でいますか?
新しく夢中になれるものを見つけましたか?
僕は相変わらずです。

最近あの頃必死で伝えようとしてくれたことが
なんとなく僕の中に、ようやく浸透してきたように
思います。
そうしたらいろんな事を想いながら歌うことが
すこし上手になった気がします。

僕だけのものではないこの場所で
今になってここに言葉を綴る資格はないのだと
それは十分わかっていて、
歌うことをやめてしまおうと何度も思ったりした。


でも唯一あの雪降る時に近づけるとしたら
それは相変わらず歌い続けることだと、
だから僕は歌い続けます。





心の中にいつも白い雪の玉を

関わったすべての人に感謝します。

     Snowball  obutter