ノスタルジック・ルネッサンス

snowdays2005-05-22

心象風景?

幼い頃のあまくてあいまいな記憶とか
いつもいつも見上げてしまう空の色とか
熱っぽく語っていたりしたこととか ずっとぼんやりしていることとか
頭のなかをずっと鳴りひびいていたあの音楽とか
はっとするような鮮明なこととか 遠くのほうに忘れてしまいたいこととか
きっとみんな いろいろなことあるのだとおもうんです

それはもう、きっとたくさんのいろんなことがありすぎて
引き出しには入りきれないくらいになってしまっているのでしょうけれど
きっと整とんが上手になってしまった人にでも むずかしいこともあるのでないかな


きっとまだみんなこっそりみえているとおもうのです
あの頃の君にまた会えますように


すこしの懐かしさをおもうとき そこにはなにか
そのシチュエーションがすごく印象に残るもので
たいていの場合まわりの風景や場所や物や天気なんかがそうで
たとえばすぐそこにあるなにげないものなんだけど
その人にとっては、じつはすごい思い入れのあることだったり

そういう気持ちをやさしくつれてきてくれる
あのやさしさはどこからくるのでしょう
その時というもの自体はもうなかったりしているのだけれど
でも大切なのはそういうものでもなく

懐かしいようなやさしい響きやことばというものは
それだけでなにかすくってくれているような
すくわれているような気持ち

気持ちに帰るというか
そう 気持ちの帰るところがあるということはとてもしあわせなことで
大切におもうこと自体がきっと素敵なことだとおもうのです

何度も読みかえすあの物語のように
やさしい気持ちをつれてきてくれるような音楽を
みんな待っているのかもしれません




新曲はワルツなのです
素敵になりそう



rica